起業した時の登記住所や事務所はどうしたらいいのか?いくつかの方法教えます

個人事業主や法人を立ち上げた時に必要になるのはたくさんあります。

設立当初は特に、出ていくお金は代表の懐からということです。
ですから、経費で計上できるからと言っても、節約できているわけではありません。

税金の話は割愛しますが、家賃は完全な固定費ですので、節約ができ無い分利益が見えてこないうちは押さえるに越したことありません。

家賃は本当に大敵です

賃貸オフィスはかなり費用がかかります。

補償金 5~10カ月
前家賃 半年分
オフィス家具・備品
内装費用

これ以外にも移転するときはこれに引越費用が掛かってきます。
人が集まりやすい立地や交通の便、オフィスの綺麗さなど理想とするところは当然のように高いです。

そして、よく新米社長から聞かされるのは、「どうせ人を増やす予定だから広いオフィスを借りようと思ってるんです。」ということです。

目標を持つことは素晴らしいことだと思います。
しかし、現実はそんなに甘くないです。

もちろん悲観的になる必要はないんですけど、家賃は一度契約すると節約という事が出来ませんし、2週間しか事務所にいなかったから半額というわけにもいきません。

オフィスの賃貸は一般的なマンションを借りるのとは違い、大多数が10か月の補償金(敷金)と前家賃6か月が必要です。
そして、解約連絡は3~6か月前になるので、賃料を減らすために引っ越したくても直ぐに解約ができるわけではありません。

ですから、賃貸オフィスはそれなりにリスクはあります。
もちろんマンションやってる会社よりも信用性は増すと感じるかもしれませんが、それも事業規模や事業内容によってことなるので、ご自身でしっかりイメージしてください。

実際に私の周りで成功している社長は、最初の事務所は小さなアパートや1ルームのマンションからスタートしたというような人は少なくないです。

自分一人や数人で始めるなら、法人登記が可能なマンションやアパートを借りて初めてもいいかもしれません。

オフィス賃貸のマンション賃貸の費用比較

敷金(補償金)

オフィス:補償金として家賃の10カ月が一般的(6~12ヶ月分)。稀に12カ月分が必要なところもあります。
また、前家賃としても家賃3~6か月分必要です。

マンション:敷金は家賃の0~3か月が一般的。礼金が1~2か月発生するところもありますが、敷金と礼金を足しても0~4カ月となることがほとんどです。また、オフィスに比べ物件数が多い為選択の余地あり。前家賃も1か月分です。

内装

オフィス:引渡の段階では基本的に何もありません。
ワンフロアの中に稼働スペースと応接スペース等も自分で作る必要があるため、パーテーション(間仕切り)等も必要になります。
ちなみに、以前60m2の事務所に仕切りを2ヵ所に立て3部屋作った際には施工費含めて300万ほどかかりました。

マンション:1LDK等借りれば初めから部屋が分かれているため、実務をする部屋と応接室を自然に分けることができますので、稼働スペースと応接スペースも容易にできますし、デスクやソファなどの家具の費用で済みます。

途中解約時

オフィス:3カ月~半年前までに告知が必要です。その他違約金として物件により、残契約分の賃料分必要だったり(これは1年以上ある場合は専門家に相談してください)、家賃3カ月分の支払いなどがあります。その上で現状回復が必要となるので、かなりの費用がかかります。

マンション:基本的に一カ月前告知です。基本的には家賃一か月分と破損部分の修繕費となります。部屋のクリーニング費用や鍵の交換費用などは物件によって異なりますので、契約段階で確認しておく必要があります。

ざっと書き出しましたが、当然コスト面で考えるとはマンションの方が良いので、立ち上げの時期で増員などがまだ確定ではなく契約段階であればリスクヘッジとしては有効だと思います。

とはいっても、私の実体験として自宅兼事務所はおすすめはしません。

始めて数カ月は問題ないかもしれません。
しかし、人間は良くも悪くも慣れが出てくるので、朝起きて同じ空間で仕事をするようになると、次第に仕事スイッチへの切り替えが入りづらくなってきます。

特に、営業会社をやる方は段々と目に見えて生産性が低下していきます。

できることなら、自然にスイッチを切り替えられる環境がベストですので、安いところでいいので自宅とは別のところに借りることをお勧めします。

個人事業主は始業の時間や終業の時間、更にはその日やるやらないも自由ですし、自宅はテレビなど誘惑も多いです。

私も初めはコスト面を考えて自宅兼事務所でやってました。

もちろん始めはしっかりとタイムマネジメントをやり、一日一日気合十分でやれるものです。

しかし、次第に打ち合わせや接待などの飲みや体調不良などで徐々に崩れていったり、結果が思ったようにいかない時など切り替えるためのエネルギーの消費量が増えていきます。

会社員の感覚だと、連休明けに仕事をするような仕事スイッチを入れるのにエネルギーを使うと思いますが、その感覚が毎回必要という感じです。

最初は新しいところに身を投じるので、新鮮な気持ちで仕事ができますが、慣れによってパフォーマンスが低下します。

当時私は先輩経営者の方々に相談したところ、全員「それは多分無理だと思うよ」という答えでした。
理由は前述の通りで、相談している私自身薄々感じていました。

オフィスやマンションを借りなくても、知り合いの会社の空きデスクを間借りするのもいいと思います。
(私も直ぐに自宅から間借りオフィスに引っ越しました)

仕事の結果は精神面と直結しますので、それが疎かになるコスト削減だけはやめてください。

オフィスの賃貸の相場

平均的な家賃相場です。
流石に東京が圧倒的に高いですが、20坪で計算しても大阪や福岡でも安くても16万~かかります。
これに一般的には10か月の敷金(補償金)と前家賃6か月が必要になりますので、起業したてで現金が必要な時期にかけるコストにしては、かなり負担が大きいものになります。

子供服を選ぶ訳ではありませんから、「いずれ大きくなるから少し大きめを早めに買っておこう!」なんて感覚でやると大変になります。

まだ理想段階でなのであれば時期尚早といことです。

ただし、もちろんマンションやアパートでも気を付ける点があります。

物件によっては壁が薄くて電話や仕事の話が隣に聞こえたり、逆に隣の声が仕事中に聞こえてきても気になりますし、それが原因でご近所トラブルにもなりかねません

また、登記住所に登録することをNGとしてるマンションもあります。
物理的に登記ができないわけではありませんが、モラルとして契約する前に不動産屋に確認してください。

物件リサーチと効率的に判断するために、メールにて問い合わせることがオススメです。

アパマンショップの賃貸情報

のリンクです。敷金・礼金が0の物件もあるようですので、初期費用を抑えたい方は尋ねてみてください。

番外編

コール業務がなくオフィスワークだけというかもいらっしゃるともいます。
その場合ばレンタルオフィスやシェアオフィスでも良いかもしれません。

レンタルオフィスやシェアオフィスはワンフロアを様々な人とシェアするオフィスですので、営業でのコール業務などには向いてませんが、オフィスでの作業がメインであれば十分対応できるものです。

これらには個室とフリーデスクがあります。

■個室・・・名前の通りパーテーションで区切られた個室です。防音まではありませのんで、電話についてはその会社に訪ねてください。

■フリーデスク・・・長テーブルや大きなデスクの1席を使うことができるものです。借りる会社によっては利用前に予約が必要な場合があります。

これ以外にも、バーチャルオフィスというのがありますが、名前の通りバーチャルです。
ホームページで調べるとどこも数千円程度で安いですが、住所の登記だけの為に借りると思ってください。

会社によって、郵便の受け取りや電話を代理で取ってくれたり、打ち合わせスペースを貸してくれたりはしますが、実際の業務ができるわけではありませんので要注意です。

また、銀行口座を作ったり融資を受ける際には確実に不利になります。
特に口座すら受け付けてくれない場合もありますので、気を付けてください。

このブログが少しでもお役に立てれば幸いです。

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