起業した社長が失敗している陥りやすい言動・行動

成功している社長はたくさんいます。
様々な方にお会いして、若くして成功していらっしゃる方も多くいらっしゃいます。
もちろん、良いところばかりではなく様々な苦労をしていらっしゃいますが、例外なくエネルギッシュで常に大なり小なり前進することに思考を巡らせています。

そんな成功者の話は書店にも巷にもたくさん溢れ、その中の失敗エピソードもかなり優秀なレベルでの失敗です。

しかし、本当に失敗している人はその手前で失敗しています。
誰でも陥りそうなことでなかなか気付きにくい、そんなことを繰り返していたりしています。
反面教師として学べるところはたくさんありますので、少しでもお役立てできればと思います。

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新しいことに踏み出せない

これは意外に多いです。
リスクがあるということを理由になかなか新しいことができない社長です。

ほとんどの会社は、1つの同じ商品やサービスだけで経営が成り立ち、拡大できるという事は難しいと考えていいです。

本来であれば、1つの商品が好調な時に、新たな商品を売れるようにしていくという流れが一番好ましいです。現在の商品が低迷し始めてから、商品をシフトしようとしても、時すでに遅しという事が起ります。

しかし、「今好調だから・・・」「まー・・・まだいいと思う」という感情で新しい事を始めることに躊躇して、低迷期になって慌ててシフトして間に合わずに倒産した会社も多く見てきました。

起業するときは、前職や既存のノウハウでやれたものが、新たなノウハウを取り入れるということにリスクを感じるのも分かりますが、何もせずに立ち止まってる方がリスクだという事です。

相談された社長に、こんな話をすると必ず「分かってるんですけどね・・・」と弱弱しい回答が返ってきます。
今ある環境でやらなければいけないこと、何もしないことが下降線を下ることを理解できていないんです。

何よりも、もっとより良い環境があるかもしれないと、根拠もなく今以上の環境を望むことは経営においては愚行です。

むやみに新たな事業に投資するというのは無謀ですが、新たなことにチャレンジしない会社はもっと無謀だと思ってください

孤独に成り切れない社長

これは起業して数人の社員を雇用してからの話です。

社長としては、同じ目線で仕事をしてアットホームな会社を作ろうとしてました。

しかし、話を聞いてみると一緒になって自分自身も楽しみたかったんだと思います。

誤解を恐れずに言えば、世の中の8割の人は仕事や礼儀に対する意識が低いと思っていいです。
つまり、線引きができない大人が多いという事です。

レクレーションの場を多く設けたり、社員と食事に行ったりしたことで、社員も会社には早めに慣れはしましたが、過剰なコミュニケーションが失敗でした。

社内での振る舞いや待遇で、社長がやるこは全て許されると考えたり、多少社長や上席とフランクに話せるからと言って偉くなったと勘違いする人が多いものです。

社長はしっかりと線引きをしていかなけばいけない立場です。

緩い環境から少し目標を上げたり求める仕事が増えただけで、不必要な不平不満がでたり手を抜いた仕事をする人も出てきます。

言葉は悪いですが、距離が近くなり社長が舐められてる状態です。

時と場合によって、陽気になることも必要ですが、それはあくまでも距離を保った上で社内に対するパフォーマンスとしてです。

自分が楽しいからと、いつも一緒になって騒いで同じようなスタンスで過ごすのは、大半が逆効果になります。

成功している社長は、仮に社員との飲みや食事であっても距離を保つための引き際を見極める人です。

食事にいっても、用事がなくてもあるように振る舞ったり、社員同士が話しているところを黙って聞くだけに徹したり、必要な話だけをしてサッと帰るといったことです。

もちろん成功している社長も人間ですから、私が「少し寂しいとか孤独に思うときはありますか?」と尋ねた時に、YESという方もいましたが、会社を運営する上で必要な距離を保つためだと割り切っていらっしゃいます。

目的を明確にして、必要な行動が何なのかを考えないと、結果的に社員との距離感を誤って、会社がうまく回らなくってしまいます。

仕事を楽しむということをはき違えると、大変なことになります。

まず前提として社長は会社を運営するにあたって、いくら経費や人材の大切さや、育成のスピードをの大切さなど運営に関することを切々と話をしても、本質から理解されることはありません。

大前提として「社長は孤独」だということを認識しましょう。

自分の生活を保ち、社員や社内の待遇水準を下げる

タイトルを見るだけで、そんな社長はいないだろ?と思う方もいると思います。

しかし、意外といらっしゃいます。

そんなことする訳がないと思ってる人も多くいると思いますが、結果的に社員にそのように映った時点でNGだということです。

私が社内に入りやっていた会社の社長もでもいらっしゃいましたし、勤めてる方の話を聞いてもそのような話が出てきたことがあります。

会社としてもちろん運営を継続していくとこが目的ですから、今まで経費として認めていたところを見直してみたり、福利厚生としてやっていたこと絞ったりすることもあると思います。

それ自体が間違っている訳ではありませんが、どう映るのか?という事を考えないといけません。つまり、然るべき時にある程度理論的に説明ができるようにはしておいた方が賢明です。

当の社長は何不自由なく過ごしていたり、私生活が過剰に充実してるように映ってしまうと、「ただ経費を削って自分の為に使うようにした」という解釈にもなりかねません。

もちろん、社長が運営できる範囲で役員報酬をとり、生活水準を上げるとこに何の問題もありませんが、社員あっての会社というのも現実です。

何十万・何百万する時計を買ったとか、○○に旅行に行って一泊何万もかかったとか、無神経に話をする社長は非常に多いです。

当然、大半の周りの社員は「凄いですね!」とか「いいですね!」と言いますよ。社長ですから。
しかし、内心はどうでしょうか?

あなたは気持ちが良いかもしれませんが、20~30万そこそこでやり繰りしている社員は「そんな金があるなら、福利厚生を充実させるなり給料を上げてくれ」と思ってしまうのではないでしょうか。

当然、経営者側からすればこの要望はおかしな話です。

会社を立ち上げてリスクを負って成長させてきて、ようやく利益が出て役員報酬の範疇で何をしようと勝手だというのも至極当たり前の意見です。

ただ、会社員にはそれが通じない場合があります。

社内環境が整っていないのに、社長の生活水準が高いというのは社長の私腹を肥やすために働かされていると思われます。

そのような会社で社員がまとめて退職して、運営が滞ってしまった会社も見てきています。

社長のパフォーマンスは、社員一人一人にやりがいと夢を与えることです。
社長だけが夢をみてるように映り、独り歩きしては誰も付いてきません。

何気ない言動に影響力が出る立場ですので、細部まで見られている意識をもってください。

まとめ

できる社長は全て見られてる意識で仕事をしています。
人間ですから失敗も当然ありますし、元からそうではなく様々なことを改善しながらやってこられたんだと思います。

しかし、失敗してから改善するのではなく、失敗だと思う事を予見して対応することが最善です。

先ほどの項目にも書きましたが、社長は常に見られています。
社長に限らず上の人間は見られています。

だからこそ、何気ない言動が社員の統率やモチベーションの低下に繋がります。
今回は書いてませんが、大まかにいうと

・愚痴やネガティブなことを言う。
・他人や他社の悪口は言う。
・関係性も作られてないのに冗談だと言って傷つきそうなことを言う。

などです。

順調な時はいいですが、一度悪循環に陥ると過去の言動で足元を救われかねません。

孤独で窮屈ですが、それも使命だと思って行動規範になるよう心掛ける必要があります。

このブログが少しでもお役に立てれば幸いです。

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