光コラボ(転用)とフレッツ光の違いとメリット・デメリット。

  • 2018年10月28日
  • 2020年6月15日
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こんにちは!ライカです。

今回は光コラボレーションについて、フレッツ光との違いを解説します。

 

その結果多種多様で様々な付加サービスや料金の回線がでてきました。

しかし、それによって「何を選べばいいのかすら分からない」という声も多く聞きくようになりました。

 

選ぶ基準やメリット・デメリットを踏まえてお勧めします。

光コラボってなに?

光コラボレーションとは、光回線の回線卸事業によって、NTT東日本・NTT西日本以外でも光回線を自社のブランドとして販売ができるように仕組みです。

有名なコラボ回線は、ドコモ光やソフトバンク光などの携帯会社が販売しているものや、OCN光などのプロバイダが販売しているものなどがあります。

光コラボレーションの回線品質はフレッツ光と同じ

メリットデメリットの話をする中で、実は光コラボは「回線品質」はフレッツ光と全く同じです。

「良く知らない会社の光回線だから・・・品質が低下したり、使えなくなることがあるんじゃないの?」と懸念してる人も多くいるかもしれませんが、再度言いますが全く同じです。

 

中身は同じでパッケージが違う商品だと思ってください。

光コラボに変更するメリットは?

基本料金が安い

光コラボはフレッツ光と同じ品質ですが、回線料金は光コラボ回線の方が安く使えます。

タイプ100Mbps200Mbps1Gbps
NTT東日本ファミリータイプファミリータイプファミリー・ハイスピードタイプファミリ―・ギガラインタイプ/ギガファミリースマートタイプ
5,200円5,200円5,400円/5,700円
マンションタイプマンションタイプマンション・ハイスピードタイプマンション・ギガラインタイプ/ギガマンションスマートタイプ
2,850円~3,850円2,850円~3,850円3,050円~4,050円/3,350円~4,350円
NTT西日本ファミリータイプファミリータイプファミリー・ハイスピードタイプファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼
5,940円5,940円5,940円
マンションタイプマンションタイプマンション・ハイスピードタイプマンション・スーパーハイスピードタイプ 隼
3,520円~4,950円3,520円~4,950円3,520円~4,950円
通信会社ファミリータイプマンションタイプ
ドコモ光5,200円~5,400円4,000 円~4,200円
ソフトバンク光5,200円~3,800円
OCN光5,100円3,600円
これを比較すると、あまり変わらないんじゃないかと思う方もいると思いますが、フレッツ光はこの回線基本料金に+プロバイダ料金がかかるので、1,000円ほど高くなります。

1Gbpsの回線でも基本料金は変わらない

実はコラボ回線は基本的に1Gbpsで提供されます。
フレッツ光はNTT東日本だと料金は少し値上がりしますが、光コラボは変わらずに使うことができます。

IPv6の接続で設定不要で高速通信

光コラボは基本的にIPv6接続が基本となります。

プロバイダの接続は基本的にIPv4とIPv6の2つですが、IPv6接続は通信速度が速くなります。

理屈を話と少しややこしいのですが、簡単に言うと「通信の道幅が大きいから混雑しづらい・あまり多くの人が使ってないからさらにスムーズ」って感じです。

 

そして、IPv6のメリットは通信速度が速くなるだけではなく、回線工事をした後にプロバイダの設定がいりません。

自動で接続設定をやってくれるので、回線工事後に設定をすることなくインターネットが使えます。

※お仕事などで固定IPを使う機器がある場合は、IPv4接続を使わないと不具合が起こる可能性があります。

 

光コラボのデメリット

 

プロバイダの解約をし忘れる

光コラボに加入すると、回線基本料+プロバイダがセットになった基本料金ものが主流です。(中には回線のみのものもあります。)

ですから、現在利用がしているプロバイダの契約が不要になりますので、解約を忘れてしまうと無駄にプロバイダの契約が2つとなりますので解約することを忘れないようにしてください。

ただ、今利用しているプロバイダと同じところで光コラボを申し込んだ場合は解約連絡は不要です。

フレッツ光でひかり電話を入れた時に一緒に電話番号を発行した場合は番号が変わる?

※事業者間転用が可能になり、2019年から光コラボ回線同士では電話番号は変わらずに変更できるようになりましたので、以下のデメリットはほぼ無くなりました。

 

他のサイトでも「光コラボにして他の回線にすると番号が変わる」と見るかもしれませんが、これはある意味正しくある意味間違いです。

電話番号が必ず変わってしまう場合は”電話加入権を使わずに電話回線を引いた場合で、光コラボの回線に変えた後にまた別の回線に変えた場合”という条件が入ります。

 

少し分かりづらいかもしれませんので、下に図で確認してください。

新たに電話を引く時は、電話加入権を使うものと使わないという、2つのパターンがあります。

 

電話加入権不要の電話
・NTTのアナログ回線で「ライトプラン」で契約。
・フレッツ光を引いた時に同時に電話番号も発行してもらう。

 

この2つのパターンで番号を発行した場合は、光コラボに変えた後にフレッツに戻そうとしても番号が変わります。

しかし、電話加入権を使って電話を引いてから、フレッツ光で光電話にした方は必ず変わるとうことではありません。

 

光コラボにした時に電話番号が変わる場合と変わらない場合

 

私が相談を受けた人で、プロバイダの対応が悪いからここはもう使いたくないとか、様々な理由で戻したいという理由の方がいらっしゃいましたが、番号が変わると言われて変えられなかったという方もいました。

多少手間はかかりますが、番号を変える事無く他社やフレッツ光に変えることは可能です。

フレッツ光⇒光コラボにした後、またフレッツ光やそれ以外の回線にする場合。

 

1.ひかり電話だけをアナログ回線に戻します。
2.光回線を解約します。
3.希望している光回線(フレッツ光、光コラボ等)を新規で引きます。
4.アナログ回線を改めて光電話に申し込みます。

 

これで、番号を変更せずに回線を切り替えることができるようになります。

ですから、ずっとそこのプロバイダで使うということであれば問題ありませんが、万が一のことを考えるのであれば加入権を購入してから光回線に変えたほうが無難です。

 

しかし、時期は未定ですが、今後は光コラボ⇒光コラボに変更しても番号が変わらないようになるとの話もありますので、いずれ変わるかもしれませんね。

光コラボの回線はほぼデメリットがない商品ではありますが、よりお得なサービスを探して契約してください。