WordPressのプラグインって何?
WordPressにはプラグインという拡張機能があります。
サイトを作る時には、HTMLが必要ですがそれだけでは、味気のないテキストに画像がべた張りされたサイトにしかなりません。
しかし、CSSやJavaScript、PHPなどを一人で学んで作るのは非常に時間がかかってしまいますが、それを簡単に視覚効果や効率性の向上などをすることができる仕組みです。
WordPressを使うときのオススメのプラグインはなに?
私自身利用しているプラグインの中で、非常に使い勝手もよく、重宝しているプラグインをおすすめします。
全て無料で使えるものしか掲載してませんので、安心して利用してください。
SEO対策関連プラグイン
All In One SEO Pack【SEO対策】

もっとも重要なプラグインの一つです。
このプラグインを入れて、設定をすることで必要なSEO対策ができるプラグインです。
Canonical URLの設定や、固定ページや投稿のnoindex・nofollow化などをチェックボックス一つで設定することが可能です。
SEO対策が施されてる無料のテーマよりも、単体でAll In One SEO Packを入れたほうが効果が高い場合があります。
他にもYoast SEOというプラグインがありますが、個人的にはこちらのほうがおすすめです。
Google XML Sitemaps【サイトマップ作成・送信】

サイトマップはSEOには欠かせない要素です。
Google Search Consoleを利用する際にもサイトマップは欠かせないものです。
これもSEO対策のプラグインや一部のテーマにはサイトマップを生成してくれるものがありますが、1つのプラグインに依存すると、変更するとき手間がかかるので、私は単独の機能があるプラグインを入れるようにしています。
テサイトマップはサイトマップだけのプラグインだけを利用した方が利点は大きいです。
EWWW Image Optimizer【画像圧縮・最適化】

画像を圧縮するプラグインです。
画像が過剰に重たいとページ表示速度も低下するので、SEO対策としても重要なプラグインです。
画質をほぼ変えることなく画像の容量を減せるため、自然に画像の表示速度を上げることができます。
画像の圧縮をするためのサイトなどもありますが、このプラグインを入れることで画像をメディアにアップロードすると同時に圧縮してくれます。
プラグインを入れる前の画像も一括で圧縮することもできるので、今からでも入れてることをお勧めします。
WP Fastest Cache【キャッシュ・表示速度向上】

キャッシュを入れるプラグインです。
キャッシュとは、一度利用したデータをより高速な記憶装置に一時的に保存する仕組みで、2度目以降の訪問に対して表示速度を上げることができる仕組みです。
サイト作りにおいてキャッシュを利用しないというのは、陸上競技ででスパイクを履かないに等しい行為です。
SEO対策としてもキャッシュは必須です。
キャッシュもなくSEOを語るのはあまりにも愚行ですので、こちらも必ず入れるようにしましょう。
デザイン・機能性向上関連プラグイン
Table of Contents Plus【目次・MENU】

今の時代ブログ記事に欠かせないのが目次です。
実は目次もあった方がSEOの対策となるといわれています。
目次をCSSで作るのもいいですが、意外とIDを振り分けたり、見やすいデザインを毎回作るのは意外と面倒です。
Table of Contents Plusは、h1~h6のタグを付けた文章を目次のタイトルとして自動生成してくれます。
また、表示させたい記事だけに手動でショートコード付けて作成できたり、設定で目次化しないhタグを設定することができます。
デザインやカラーも変えられますので、自分のサイトやブログに合わせて作ってください。
AddQuicktag【ショートコードやタグの簡単挿入】

画像のようなブログの記入欄の上部にあるボタンにCSSなどのタグやショートコードのボタンを追加することができるプラグインです。

CSSやショートコードをメモ帳などに張り付けてたり、他の記事からコピペして書いている人もいるかもしれません。
プラグインを使うことで、タグやショートコードを登録して1クリックで記事に挿入することができるようになります。
日々、記事を書く作業は少しの手間を簡略化することで効率よく書くことができるので、必要なものは登録するようにしましょう。
Search Regex【記事内の検索と置換】

記事内の検索と置換が一括でできるプラグインです。
記事を書きまくった後に、http→httpsに変更するときなどは、非常に便利です。
WordPressのドメインをhttpsに変更した時は、変更前の記事や画像はhttpのままになるので、いろいろな意味でややこしくなります。
Search Regexを使うと、特定の文字を検索したり、検索した文字を一括で置き換えることができるので、そのような作業が一瞬で終わります。
Pz-LinkCard【リンクカード作成】

ブログ内にブログカードを設置することができます。

ブログカードは上記画像のように、リンク先のサムネイルやタイトル・概要などをカードのようにして張り出すことができるものです。
WordPressはURLを記事に直接張ることで、リンクを付けることができますが、結構非常に大きくなってしまいます。
ただテーマによっては、ブログカードが作れるものもあるので、その場合はこのプラグインは不要です。
直帰率にも関係してくるので、内部リンクを張るためにも活用してください。
VK All in One Expansion Unit【総合プラグイン】

個人的にオススメのプラグインです。
全てのテーマに対応しているわけではありませんが、1つのプラグインで、様々な対応が複合的に処理ができるすぐれものです。
CTA(Call To Action)や広告などのコンテンツ挿入(記事の最初、記事の最後、moreタグ後)・お問い合わせ情報などを投稿や固定ページに常時掲載できるようになりますし、SNSとの連携やアナリィテクスとの連携も可能です。
記事や固定ページの上部や下部に広告や定型文を掲載することもできる機能もあるので、かなりの手間が省けますので非常に便利です。
これ一つで有料テーマに匹敵するような処理ができるので、ぜひかつようしてください。
Shortcoder【ショートコード作成】

特定のコンテンツを利用する時に便利なプラグインです。
例えば広告などを記事内にいれる時などに非常に重宝します。
アドセンス広告など繰り返し利用するものは、ショートコードにしてあげると、コピペする手間も減って、エディタがすっきりと見やすくもなります。
クリックするだけで表示させたい場所にショートコードを張れるので、作業もかなり短縮できます。
Image Hover Effects Ultimate【マウスオーバーボタン・レイアウト】

マウスオーバーの効果があるボタンを簡単に作ることができるプラグインです。
JavaScriptの知識も不要でサイトをおしゃれにレイアウトできます。
エフェクトが32種類も用意されていていて、簡単に最大8つまで横に並べることもできるので、必要に応じて買うようしてください。
Contact form 7【問い合わせフォーム・連絡フォーム】

問い合わせ・連絡フォームや自動返信メールなどが簡単にできるプラグインです。
PHPやCGIの知識がなくても、しっかりとしたフォームの作成ができます。
CSSを使ったデザイン変更も、関連サイトがたくさんあるので比較的簡単にできます。
また、自動返信などの機能もあるので、コーポレートサイトにも最適なプラグインです。
Flamingo【Contact form 7との連携プラグイン】

FlamingoはContact form 7からお問い合わせした人を管理するためのプラグインです。
送られてきた情報や送信履歴を全てデータベース内に保存・管理することができるので、顧客管理や問い合わせ管理として利用することが可能です。
Insert Headers and Footers【headタグ内・footer部分への記述】

WordPressを利用していて、Google Adsenceの申請やFont Awesomeの利用などでheadタグ内への記述が必要になります。
header.phpに直接記入するという方法が、検索すると出てきますが、絶対にやめてください。
WordPressがアップロードされるたびに消える上に、不具合が出てしまう可能性があります。
プラグインを利用するか、function.phpの子テーマを変更することをお勧めしますが、不慣れな人は子テーマ変更も難しいと思いますので、素直にプラグインを使って記述しましょう。
まとめ
プラグインは無数にありますが、実績があって実用性のあるプラグインはそれほど多くありません。
ここで紹介したものはほんの一部ですが、WordPressで運用するには必要なものを紹介しています。
ただ、プラグインが便利だと思ってあまり入れすぎると、サイト自体が重くなってしまいますので注意してくださいね。
また、不要なプラグインは無効にするだけではなく、削除するように心がけましょう。