【スマホ編】基本料金が高い。プロが教える通信費削減方法は?

 

メガキャリアで契約してるならほぼ100%節約できる。

”メガキャリアで契約してるならほぼ100%節約できる。”イメージ画像

メガキャリアというのは、ドコモ・au・ソフトバンクの3社のことです。

この3つの会社のどこかで利用しているなら、今よりも料金を下げることはほぼ100%できます。

 

しかし、何かを得るなら何かを諦めなければいけないということもありますので、比較して問題なければ節約していきましょう。

実状:3大メガキャリアの料金が高い理由と今の料金形態は上がってる?

3大メガキャリアと言われるドコモ・au・ソフトバンクは高いといわれています。

しかし、料金が高い理由もあります。

 

サポートセンターなどのサービスを置いており、インフラ整備や保守、そして新サービスなどをリリースするには、それを使えるようにするためにシステム開発や変更など1から行う必要があるからです。

 

主なものでいうなら、電波塔や交換機、サーバーなどのインフラ整備やカスタマーセンターなどのスタッフ・システムの整備など様々なコストがかかってますからね。

普段私たちが何気なく使ってる携帯電話も、メンテナンスや緊急対応など目に見えないところで人員が必要です。

ギガ放題という名目で基本料金は料金が上がっている

2018年にはソフトバンク・auと続いて、ドコモまでギガ放題のプランを打ち出しました。

ギガ放題とはいうものの、データ上限は30GB~50GBまで利用ができるというプランなので、「放題」というには弱い気もしますが・・。

 

しかし、いまやギガ放題を付けるか、ライトプランで段階性の料金のほぼ2択しかなくなり、データ基本料金は5,000~7,000円とかなり高くなりました。

 

ライトプランはデータの使用量で段階制で料金が上がるプランですが、どのキャリアも5~7GB使うと定額制のギガ放題よりも高くなります。

本当に使わない人向けですので、少しでも使う恐れがある人は大容量の定額制しかありません。

 

今メガキャリアを使っている人は、ほかのキャリアに変えようと考えてる人もいるかもしれませんが、現在各キャリアの通信プランはどのような料金になってるのでしょうか?

docomoの現行プラン

■ギガホ(最大30GB)

2年契約あり・・・6,980円
2年契約なし・・・8,480円

■ギガ放題ライト

ドコモギガ放題ライトプランイメージ画像

 

利用可能データ量月額料金
定期契約あり定期契約なし
<ステップ4> ~7GB5,980円7,480円
<ステップ3> ~5GB4,980円6,480円
<ステップ2> ~3GB3,980円5,480円
<ステップ1> ~1GB2,980円4,480円

 

auの現行プラン

■auフラットプラン25 Netflixパック(最大25GB)

2年契約あり・・・7,150円/月
2年契約(自動更新なし)適用時・・・7,450円/月
継続利用による料金割引未加入時・・・8,650円/月

■auデータMAXプラン(データ上限なし)

2年契約あり・・・8,980円/月
継続利用による料金割引未加入時・・・10,480円/月

■新auピタットプラン

 

auピタっとプランイメージ画像

 

プラン利用可能データ量
~1GB~4GB~7GB
2年契約適用時2,980円/月4,480円/月5,980円/月
継続利用による料金割引未加入時4,480円/月5,980円/月7,480円/月

 

ソフトバンクの現行プラン

■ウルトラギガモンスター+(プラス)

5,980円/月

■ミニモンスター

 

ミニモンスター料金イメージ画像

 

利用可能データ量
~1GB~2GB~5GB~50GB
1,980円/月3,980円/月5,480円/月6,480円/月

 

大容量のデータプランか段階制のプランのほぼ2択となったせいで、あまり使わない人は段階制を選んでも、知らず知らずのうちに容量が上がって、定額制の料金より上がってしまうことが分かると思います。

 

結論:格安SIMを利用して基本料金を下げる

携帯の料金を安くするには、メガキャリア内で変更しても下がる見込みはありません。

格安SIMと言われるものに切り替えるしかありません。

 

まず格安SIMとはなんでしょうか?変更したときにデメリットはないのか説明していきます。

格安SIMって?利用するデメリットを知ろう

光回線と同様に格安SIMも様々な通信事業者で販売しています。

では、格安SIMとはどんなものなんでしょうか?

 

メガキャリアのインフラ・電波を利用して、自社ブランドで販売しているものが、格安SIMです。電波の強度や安定性は利用している携帯会社に依存します。つまり、格安SIMがドコモ回線を利用しているならドコモと同じように利用できます。

 

ドコモの回線を使ってるところであれば、ドコモユーザーには影響なく利用することができます。

しかし、電波状況以外にはいくつかの主なデメリットがあるので、それらが問題なければ格安SIMに変更した方がプラスです。

 

格安SIMのデメリット概要不便な点
LINEなどで年齢確認ができない年齢確認が必要なオプションや関連アプリの利用ができない
販売機種が古い数代前までのiPhoneなど端末がない・5Sなどの古い機種のみ
ショップがないサポートなどが手薄い
SIMフリーにする必要があることがあるSIMフリーにすると機種は原則補償対象外

 

このようなデメリットがありますが、必ず影響がでるというものでもありません。

これらのことが問題なければ、格安SIMは節約ツールとして最適なものになります。

おすすめの格安SIMはこれ!自分に一番メリットのあるものを選ぼう

メガキャリアとは違う!iPhoneユーザーにおすすめ!故障・修理が実質無料で受けられる”リペアSIM”

スマホの画面が割れてる人をよく見かけます。

実際に割れてる人になぜ直さないのか聞いたこともありますが、修理代がかかるという人が一番多いようです。

しかし、割れた画面のまま使うのはだらしなく見えますし、画面バキバキだと割れた破片が刺さることもあるらしいので危ないですよね。

 

このリペアSIMはiPhoneの修理代が実質無料で受けられるようになっています。

もちろん修理のオプション料金を払う必要もなく、月額料金だけで受けられるサポートです。

 

また、画面が割れた時の交換修理だけじゃなく、バッテリー交換など対象となるのはiPhoneユーザーとしてはありがたいところです。

iPhoneはバッテリー容量が低下することで、CPUが制御されて動作が重くなることが公式に発表されてますからね。

 

ドコモ・au・ソフトバンクの3社すべてのiPhoneで利用は可能です。

au以外の2社についてはSIMロック解除やSIMフリー端末にしなくても、すぐに切り替えて使えます。

 

料金プランデータ専用
(S)(D)プラン共通
データ+SMS
(D)プランのみ
データ+音声通話(SMS付)
(S)(D)プラン共通
1GB500円650円1,280円 → 280円期間限定価格
3GB900円1,050円1,780円
5GB1,580円1,730円2,180円
7GB1,980円2,130円2,780円
10GB2,480円2,630円3,480円
20GB3,980円4,130円4,980円

 

月額料金も安いので、画面をよく割ってしまうというような人にはかなりおすすめの格安SIMです。

 

速度制限関係ない!?1,500円で使える一番のおすすめSIM”楽天モバイル”

最近はCMでも頻繁にやってるので知ってる人も多いと思いますが、楽天モバイルは最もオススメできるSIMの1つです。
おすすめできる理由
話し放題を含んだ基本料金
通信制限があってないような速度(アプリもある)
最低利用期間
サポート(店舗)
楽天会員で簡単に割引

 

プラン名データ量月額基本使用料楽天会員基本料
プランS2GB2,980円1,480円
プランM6GB3,980円2,480円
プランL14GB5,980円4,480円
プランLL24GB6,980円5,480円

 

楽天モバイルの基本料金は1,500円~利用が可能です。

プランもSからLLありますが、個人的にはプランSで十分だと思ってます。

 

この基本料金で、メガキャリアではオプション扱いの「通話し放題ライト(10分話し放題)」も、楽天モバイルは基本料金の中に10分の通話し放題が含まれています。

通話時間を超えても10円/30秒なので、たとえ10分を超えてもメガキャリアと比べて半分の料金で通話できます。

通信制限があるようでない!?通信制限

どういうこと???と思われた人もいるかもしれません。

楽天モバイルのオススメはこれだといってもいいくらいです。

 

ライカ
速度制限がかかるってめちゃくちゃストレスだけど、プランを上げると高いし・・・。制限がかかった後にデータ量を追加を我慢して、低速のままの人も多いようだしね。

そもそも一般的なスマホや携帯が通信制限がかかると、128Kbpsまで速度が落ちます。

その瞬間から、サイト検索もままならず、LINEも上手く立ち上がらなくなり、Youtubeはうんともすんとも言わなくなりますよね。

 

しかし、楽天モバイルは通信制限がかかっても1Mbpsで利用ができます!

1Mbpsという速度は、検索やLINEなどのSNSの利用は普通にできますし、Youtubeも多少待つことはあっても、すぐに普通に観られるようになる速度です。

 

それが証拠に、楽天モバイルは「自分で速度を制限できるアプリ」があるくらいです。

自分で制限をかける??と思ったかもしれませんが、実は今まではどんな状況でも契約した通信量をまず消費していきます。

消費された後に制限がかかってました。

 

低速度でも十分に動くアプリやサイトがあれば、データを消費せずに動いた方が節約できますよね。

つまり、低速と高速を自分で切り替えられれば、高速通信はアプリのダウンロードや動画を観る時など、データ量が必要な時だけ利用ができるわけです。

 

楽天モバイルは制限後の速度も1Mbpsなので、高速通信領域の通信量を使わなくても、通常利用では変わらず利用することができます。

ですから、データ量を使用せずに必要な時だけ高速通信にすることができます。

 

これはかなり画期的です。

最低利用期間が自分で決められて、期間を過ぎると違約金がかからない

携帯といえば最低利用期間が1・2を争う悩みどころです。

契約するたびに2年間縛られて、その2年後の2か月間以外で解約したら違約金がかかってしまうという仕組みは困ってしまいますよね。

 

今の主な契約は”自動更新の再契約”という扱いなので、更新する度に解約金が発生します。

もちろん契約として問題があるわけではありませんが、自由度が低いのはあまりにも窮屈です。

 

楽天モバイルは最低利用期間が1年・2年・3年と自分で決められ、その期間が過ぎればいつでも違約金なしで解約が可能となります。

 

もちろん最初に設定した期間を過ぎても当然使い続けられますし、過ぎた後に携帯やSIMを乗換たい場合は違約金なく変更することができるのでユーザーとして安心して利用できます。

格安SIMなのに店舗がある

基本的に格安SIMは電話でのサポートもしくはチャットやメールのみの対応ですが、楽店モバイルはそれらのサポート以外でも実店舗まで備わってるので、操作方法やプラン変更も店舗で簡単に行えます。

楽天会員になると簡単に割引が受けられる

楽天会員になるだけで、基本料金が500円割引になります。(年会費・登録料無料)

しかも、楽天や楽天BOOKSで買い物したりや楽天トラベルなどを利用するとそれに応じて、楽天のユーザーランクが変動するのですが、ランクがダイヤモンド会員になると更に500円割引が受けられます。

 

楽天グループ内で購入したりできるものは、利用することでランクも上がりやすくなるので、普通に使いながら携帯も安くできてポイントも貯められるようになります。

 

 

まとめ:「安くなる=悪い」ではない。理由を知れば安心して変えられる

日々すさまじい速度で進化していく中で、ここ数年でようやく多種多様な価格帯で利用ができるようになりました。

格安SIMが安くなる理由は、「インフラ整備が不要で、システムはメガキャリアに依存しているので、電波の卸料金しか掛からない」からです。

 

つまり、使用している電波や仕組みはメガキャリアになるので、品質は変わりません。

安かろう悪かろうでは困りますが、そうではないので安心してください。

 

とはいえ、前述したようにデメリットが全くないわけではありません。

しかし、そのデメリットを受け入れられる人にとっては、全く今と変わらず利用できます。

ちなみに私の携帯料金は月5,000~6,000円も変わりましたので、是非参考にしてください。

 

参考サイト参考:リペアSIM 
参考:楽天モバイル